입구가 있어도 출구가 없다

言語好きのKポメモ。

규베르 & 한밤개

2016年、あけました。

約1ヶ月間更新しなかったにもかかわらず、覗きに来てくださっていた皆様、

ありがとうございます☆

フリーランスの身といたしましては(大門未知子みたいに、たたき上げのスキルでどうこうしてようなカッコいい身分ではありませんが...)、12月はちょいと忙しく(←言い訳)、あれよあれよという間に年が明けてしまいました。

 

12月23日から28日までソウルに行っておりました。

毎回すじゅさんたちのおかげ(?)で、クリスマスを韓国で過ごすのは3年連続であります。

今回の目的は、규베르さんと려욱토퍼さん。

f:id:eunha_uki:20160103212350j:plain

【12/25 & 27-규베르さん】

25日はAブロック2列3番

27日はBブロック3列12番

初演が終わったあたりから、Cブロック前で繰り広げられるシーンが多いという話がチラホラ出ていたので、25日はどちらかというとぎゅさんの背中を見ていることが多かったかな。

27日はCブロック寄りで、ほぼバミッている(であろう)正面だったので、とても見やすかったです。

悲しくて憂鬱でぎゅさんをはじめキャストさん好演だったけれど、やっぱり話が駆け足なのはちょっと残念だったかな。

香港KRYを終えての27日公演は、どことなく衣装のズボンの太もも部分に余裕があって、ウェルテルの悲壮感が倍増してた気がします。

OST販売がスタートしたので購入してみました(33000ウォン、カード決済可)。

中身は3枚組。CD1が엄기준さん、CD2が조승우さん、CD3がぎゅさんです。

MOM HOUSEに宿泊していたので26日朝食時にかけてもらったのですが、ミュージカルそのままな感じです。

 

【12/27-려욱토퍼さん】

ぎゅさんの公演が終わって、超ダッシュでBBCHホールへ。

1階B列7番、舞台向かって左側の3つ目の席だったのですが、

チケットを交換した際に「少し死角になるシーンがあるので、別公演のVIP席チケットをくれる」というではないですか!

私は旅行者でこの先来れないと断りましたが、なんだかこの心意気というか気配りというか、作品に対する愛がすばらしいなーと感動。会場に行ってみると端の2席は前方どの列も空席だったので販売していなかったようです。

原作を読んでいった私。私のは結構ツボで、すごく面白くて、原作が面白い分、どうやって舞台化するのかな、クリストファーの世界観を表現できるのか...と(大きなお世話ですが)心配していたんです。

予想は見事に裏切られ、あっという間の165分(15分インターミッション含む)でした。大きくなった(なりすぎた?)サンディを抱くうぎさんも最高でした。

私の2015年のベスト演劇賞でございます。

 

【番外編】

うぎさんの公演が終わり、余韻に浸りながら압구정(狎鴎亭)駅に向かう途中、思わずパチリ。

f:id:eunha_uki:20160103220716p:plain

코코성형외과。

ご存知の方も多いかと思いますが、狎鴎亭周辺は整形(形成)の病院が多いことで有名で、日本では形成外科ですが漢字語では「成形」となります。

最近の諸外国(中国、日本)からのお客様を意識してでしょうか...漢字表記をされたようです。

코코はシャ〇ㇽでも意識してCOCOあたりにしておけばちょっと高級感を演出できたのに...と個人的には思うわけですが、固有語の코の意味「鼻」に訳しちゃったようです。

中国語(北京語、広東語など)で「鼻」はko(코)とは全く異なる音なので、「鼻鼻」と「코코」は音的にも結びつかず(≒病院名は漢字からは推定できず)、お客さんにしてみたら「鼻専門」のお店にしか思えないんじゃないかなーと、さっきまでのうぎさんの感動はかき消され、私だったら絶対この漢字はあてないな...と思いを巡らせた帰り道でした。

ちなみに、固有語を似た発音の漢字にした例を挙げると、

우리은행(ウリ銀行、우리=私達)は우리を「友利」という漢字で表記しています。

意味は異なりますが、音としては朝鮮漢字音に一致させているので、中国語音とも遠くはないといえます。

まぁ、코という朝鮮漢字音がないので、意味から「鼻」にするしかなかったのかもしれませんが、だったらローマ字にでもしておけばよかったのなぁ、と勝手に思った次第です。

 

というわけで、長々と書きましたが、

今年もどうぞよろしくお願いいたします☆